ガンプラ将棋倒し事件のデパートは、現在イオンになっていた!?

ガンダムのうわさ
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1981年に爆発的にブームになったガンプラ。その流行を象徴するように、翌1982年には驚くような事件が起こります。それはガンプラを求める小学生が大挙してデパートに押しかけ、将棋倒しが起こり、4人の重傷者が発生したという事故です。果たしてこの事故はなぜ起きたのでしょうか? そして事故現場の現在は?

ガンプラブームとは?

ガンダムプラモデルブーム。最初に発売されたガンプラ第一弾は1979年7月に発売された「1/144ガンダム」。ですがこの時点ではブームを呼び起こすほどの現象はありませんでした。シリーズ化も想定されていなかったそうです。ところが再放送などを経て人気が高まり、1981年3月には劇場版第一作が公開。特にブームに影響を与えたのは1981年7月11日に公開された第二作目の『哀・戦士編』と言われています。また、模型雑誌ホビージャパンが初めてガンプラを扱ったのもこの時期で、ホビージャパンのムック『How to build Gundam』も人気に火をつけました。また少年誌コミックボンボンにも模型コーナーが設けられ、のちに1982年に漫画『プラモ狂四郎』の連載がスタート。人気はピークに達します。


250人が巻き込まれたガンプラ将棋倒し事件

 ガンプラブームの真っただ中にあった1982年、この当時はプラモの入荷日には模型店やスーパーに小学生が入荷待ちで並ぶことも珍しくはありませんでした。1982年1月24日、千葉県のダイエー新松戸店にも開店前から数百人のファンの行列ができていました。

悲劇は開店と同時に起こりました。エスカレーターに小中学生約250人が殺到し、将棋倒しが起こったのです。この事故によって10数名が負傷、さらに4名が重症を負いました。この事故は新聞にも取り上げられ、皮肉にもこの事故がガンプラの存在を広めるきっかけとなったのです。

事故現場のデパートは現在も存在していた?

ガンプラ将棋倒し事件の事故現場となったダイエー新松戸店ですが、2015年1月にはダイエーがイオングループの完全子会社化されたため、イオンの店舗ブランドへの変更が進められていました。ただ、新松戸店は千葉県内のダイエーとしては最後までイオンに変更されずにいたということです。

ちなみに新松戸店の、開業日は1981年11月20日。開業して間もなく事故が起こったということですね。

出展:wikipedeia
ガンプラブームはすさまじかった!

最近もガンプラの品切れが多くなりますが、当時の小中学生人気はすさまじいものがありました。今日本のガンプラファンは高年齢層が中心になっていますが、また子供たちにブームがくるといいですね。

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